親の定年、老後問題。

親の面倒は子供が見るのは当然ですか?

 

私の考えはNOです。

親の立場になったからこそ思うんですよね。

老後は子供に面倒をかけたくないから

貯蓄も生前整理も出来うることすべて

やっておきたい、と思います。

 

定年後、退職金で家のローン返済、貯蓄ゼロ

残ったのはボロボロで修繕が必要な家と

生活習慣病に介護が必要な両親

…なんてゾッとしない?

施設に入ったとしてもお金はかかるし

そこから何年生きるかわからない。

大量の要らない物や家具は誰が片付ける?

 

これが今後私たち兄弟に突きつけられる現実なんです。

無計画に両親が生きてきた結果。

 

後のことを考えずメンテナンスもせず

マイホームを所有するのもどうかと思います。

以前母にマイホームを買わないのか

どうせ旦那の実家の近くに買うんだろと

言われたことがあり、

自分たちがいなくなった後の事まで

考えて買うかどうかか決めたいと話すと

そんなのは子供たちがどうにかすればいいのよと母は言い放ちました。

…なんの言葉も出ませんでした。

 

子供に尻ぬぐいしてもらうのが当然だと思ってるのか…

 

自分たちも同じことで苦労してるんじゃないのか?

 

まさに今、父方の祖母の

介護問題、ボロボロの大きな空き家を

抱えています。

自分たちがやってるんだから

自分たちもやってもらって当然とでも

言いたいのか?

 

きっと母とは一生わかり合えないと思います。

 

幼少期に毒を浴びせられ続けたおかげで面倒をみたいなんて気持ちもこれっぽっちもありません。

人間関係って単純だと思うんです。

その人と付き合っていきたいかそうでないか。

残念ながら母とは付き合いたくないです。

 

 

これも毒親あるあるだと思うのですが母の口癖は「お金がない」「〇〇さんちはお金持ちで羨ましい」でした。というか今でも言ってますね。

子供の時はその言葉を鵜呑みにしていました。

「買って」なんて言えなかったですね。

服はすべてお下がりで、学校で必要な物を買うたび「お金がない」と嘆いていました。

高校受験の歳に六年生の大学に行きたいと話すと、学費は出せないと言われて進学校は諦め商業高校へ行きました。

今考えるとおかしな話ですが高校卒業の歳に医療系の専門学校へ行きたいと話すと、承諾され奨学金を借りることになりました。

普通に、大学よりも学費高いよね?

 

そして数年前の話ですが、二十歳を越えてから奨学金返済のための必要書類で父と母の源泉徴収票をもらいました。

 

…え?こんなにあるの?

父と母(フルタイムパート)の年収合わせて1000万円は優に超えていました。

なぜそんなにお金がないのか?

本当に理解できませんでした。

 

かなりの浪費体質なんですよね。

母は暇があればあちこちスーパー、ホームセンター、100均へ行き買い物をしていました。

高い物は買わず、「安いから」という理由で日用品や細々した物をかなりの頻度で買っていました。

父もストレス発散が買い物だった様でよくスーパーやコンビニで大量のお惣菜を買っていました。

 

それだけでそんなに無くなる?と思うかもしれませんが、

家の中は使わない要らない物だらけで自炊はせず、ペットボトル飲料をたくさん買う、食品は無駄にするという生活の積み重ねってかなり大きいです。

私も一緒に暮らしていた頃はなんの疑問も持っておらず、浪費体質でした。離れて気付けて良かったと思います。

 

自分たちが計画性なしに生活してきた結果なんです。

マイホームを建てたり、新車を買ったりして

「給料が少ないせいでお金がない、子供のせいでお金がない。」孫ができたら今度は「孫はお金がかかる」

きちんと計画性を持ってお金を使っていればそれだけの収入があったんだから老後の貯蓄もできたはずです。

もう今さら言っても遅いか…

せめてもの願いは要らない物だらけの家の生前整理でもして、働けるうちに少しでも貯蓄して欲しいですね。

孫の物(それも要らない物)ばかり買わずに…「孫のせいでお金がない」なんて言い出す前に。

 

きっと親の親もそうやって生きてきたから当然だと思ってるんだと思いますが

私はこんな親には絶対になりたくない。

子供のお荷物だけにはなりたくない。

そのために、今のうちから真剣にお金や物に向き合っていこうと思ってます。

 

こんな親が一人でも減りますよう願ってます…!